こどくなひびのできごと
2006-11-21 [長年日記]
_ IPv6 summit
感想など。
- テーマは正直なところ、ベースにある部分はずっとかわらない。が、個々の細かな話題ではおもしろいものもあった。
- スーツ率が95%くらいに上昇。
- 客層はどんどんスーツ化しているがスピーカーはあんまりかわらない
結局のところ、「v6は金にならない」「v4はいつ本当になくなるのか」って話をここ6,7年ずっとしてるんだよね。個人的には「3年後には確実になくなる」くらいにならないと具体的な状況の変化って起こらない気がします。
「最短の予測で5年」っていうデータがあったかとおもいますが、5年後をかんがえて来年の増強をする人は少数派で、ましてや10年後を、ってなわけで。
でもまぁ悲観することはなくて、v4がいずれ無くなること自体についてはみんな肯定的なわけで、もうインフラや端末の実装は実用的なフェイズまで進んできているので「もうなくなる」ってなってから慌てても実は結構間に合うんじゃないかとおもってるわけで。
まぁ近々の興味は Vista が出たらどうかわるのか、ってとこかしらね。
もはやL3の世界はわからない人になってしまいましたが・・・<br><br>やっぱり、一般的なユーザが使い始めるまでは普及しないような気がします。ISP関係者や、詳しい人たちが使っているだけのうちは、駄目だと思います。<br><br>どこぞの人たちが"/8"とか割り当て受けたりしてるので、危機感も薄れているような気がしますし。<br><br>そういう意味ではVistaには期待ですね。<br># あと、IPv6を機に、クソルータメーカは淘汰されて欲しいです
んー、でも状況が進行してないわけじゃなくて、<br><br>「いつか未来にはv4がなくなるんじゃないか?」<br>→「近い未来に確実にv4はなくなる」<br><br>「端末やインフラのv6対応をせねばならない」<br>→「v6対応は一通りは済んだ」<br><br>っていうところまでは来てるとおもうんですよ。「v6をタネにした新しいビジネス」ってのが結局できなかっただけで。<br><br>ズバーンとブレークはしないけど、黒電話が多機能電話になったくらいの感じでの変化はいずれあるんじゃないかな、という感想をもってます。